実装力

私は愛知県の某大学で音声言語処理関係の研究室に所属して,日々研究に勤しんでいる

研究をしていていると,情報系の研究をする上では(アルゴリズムの)実装力というものが非常に重要であると感じることが多い

今までは,プログラミングの技術自体をそんなに重要視しておらず,紙と鉛筆だけで議論できるような考え方の部分を重視していたんだけど,やっぱり何かアイデアを思いついて,それがうまくいくかどうかっていうのはやってみないとわからないことが多いので,そのアイデアをさっと実装して試してみることができるというのはすごく強いなあと思う

新しい理論やアルゴリズムを構築できて,その実装も難なくできるというのが情報系の特に音声言語処理関係の研究者としては理想だと思う

ツールに頼りきりというのは,あまり好ましくない

例えば,音声認識の話でいえば,音響モデルの学習やMFCCの抽出にHTK言語モデルの学習にはpalmkit,デコーダにJuliusを使うというのは,音声認識を何かに使って研究しようというのであれば問題ないと思うが,音声認識自体の研究をするのであれば,あんまりだと思う

というようなことで,最近は極力自分でプログラムを書くことを心がけているが,自分のプログラミングスキルは大変イマイチである

もっと勉強しないとなぁ・・