勉強会

せっかく研究室というものに所属しているので,勉強会をしたい

研究室というものの利点の一つは,近い内容の研究をしている仲間が空間的に近い場所に密集していることであると思う

そういう仲間で研究に必要な知識を得るための勉強会を行うというのは非常に有意義ではないだろうか

うちの研究室では,新しく入ってきたB4向けの勉強会はあるものの,後の勉強は完全に個人にまかせられる

正直なところ,B4の勉強会だけでは不十分であり,輪講などについていけるようになるのは容易ではない

個人で勉強しようにも,なかなかモチベーションが続かなかったり,難しすぎてお手上げだったりすることもある

やはり,せっかくの研究室なので,勉強会をしたいものである

勉強会を難しくさせる要因はいくつか考えられる

  • 時間がない
  • 一人で勉強した方が効率的である
  • あまり研究にやる気がない

時間がないというのはその通りで,うちの研究室は3週に一度の報告会でかなりの進捗を求められるので(求められる量をこなせている人は少ないが...),参加するだけならまだしも,準備に時間を割けるかと言われると難しいところではある

一人で勉強した方が効率的というのとやる気がないというのは似たような理由かもしれないけれども,参加者にやる気がない場合は勉強会はうまくいかないと思われる

まともな勉強会が成立するためには,参加者のレベルが同じくらいで,レベルにあった内容を扱うということだろうか


通常の勉強会に加えて,後輩に知識を伝えていくための勉強会も必要と思う

例えば,プログラミングの作法であるとか,研究室に伝わるツールの使い方などである

研究室の現在の状況としては,あまりその辺がうまく伝わってない感じである

とりあえず今再実装している音声認識システムが完成したら,理論的な内容も含めて勉強会を開いてみようと思ったり思わなかったり